類学舎生の青木です!
日本の二十四節季の変わり目で「小雪」です。小雪という言葉でなくても、12月になる…一年の終わりがやってくることを、みんなこの時期あたりに意識してきます。昔の農家さんはほとんどの作業を終えて、肉体的にも、精神的にもゆとりが生まれる時期です。
今回は、普段百姓塾に通っている子どもたちの保護者様をお呼びして、一緒に活動していきます。そのゆとりを百姓塾の中だけではなく、広げて、みんなでゆっくりできるようにしていきたいです!
午前 保護者様と一緒に感謝を込めてカレーを作ろう!
今回の百姓塾は保護者様と一緒に活動していきます!テーマは大人気のカレー作りです。
子供たちの頑張っている姿や成長している姿を見てもらうためでもあり、子供を通してお母さんやお父さんも全力で楽しんでもらうためでもあります。
最初に百姓塾のスタッフ紹介や、チームそれぞれの目標や目的を共有し合いました。
「販売の為に野菜を作る!」「みんなに喜んで貰うために作物を育てる!」と全員がいる場で発表し合います。どの班も恥ずかしがってはいましたが、発表する内容に芯はこもっていました。


まず畑に行き、軽く収穫を終えたら、アドベンチャーフィールドに向かい、ルールを確認してスタートします。いつもは子供たちだけでしていますが、今日は保護者様も一緒に作ります。


なんともいえない安心感がありました♪
料理の的確な指示や時間設定などをサポートしてくれるので、全ての班がいい感じに進んだ気がします。そのサポートのおかげでいつもより早く料理が終わりました!



カレーは本当に美味しかったです。いい匂いが漂っているので子供たちも待ちきれない表情でした。保護者様もみんな「美味しい!」と言ってくれたので嬉しかったです。


食べ終わったら、火を見たり、他の班の子との会話もあり、ゆっくりと過ごしました♪
午後 堆肥を作るために落ち葉を拾おう
作り終わったあとは、このままアドベンチャーフィールドで落ち葉拾いをします。
落ち葉は完熟堆肥を作る材料になります。肥料を使わない自然農法の世界では、この微生物を使う土は非常に大切です。

みんなでスタートします。落ち葉は集めるとアドベンチャーフィールドの掃除にもなるので、みんな全力で動いていきます。
一区切りついたら、集まって「みんな何袋集められた?」「うわぁ!すごい!こんなに集めている!」と盛り上がりました。


グループ内でも「もっと集めよう!」と必死になって、後半戦はみんな落ち葉があまりない所でもかき集めて、頑張っていました。
子供だけが頑張るのではなくて、保護者様も全力で頑張ってくださった一体感がとても楽しくて、心地がよかったです。
その後、振り返りをして、保護者様の感想も「子供たちが頑張っているところを見れました」「カレー作りや落ち葉拾いがとても楽しかった」と言ってくれて、子供たちも大満足です!
来週も保護者様と一緒におでんを作ります!来週だけではなく、今後もこの保護者様と一緒の活動は増やしていきたいです。