今年で2年目になる棚田ラバーズフェスでの出店。自分たちで野菜や米を育て、商品を作成し、お店のレイアウトや呼び込みのトークも考えての出店です。

今年はやっぱり、今年初めて育てたお米が一番の売りでした。ずっと参加してくれる子が毎週大変な思いをして、稲を育て、愛情をいっぱいそそいで作ったお米だったから、それが売れたというのに、すごく思い入れがあります。お客さんが買ってくださっている様子を見て、「お米売れてる!」という声があがりましたが、それほど素直にうれしかったです。

お米を育てたのは一年目だったのに、まさかこれほどたくさん取れるとも思っていなかったお米が、こうして販売までできたのが、とても感慨深かったです。しかも、お米が開店後まっさきに売れました。実際自分たちが作って食べて「おいしかったんですよ」とお客さんに伝えていたことも、思いが伝わり、売り上げに貢献しているようでした。

このように、昨年から大きく進化したと感じた2年目の棚田ラバーズフェス。

当日までに、いろいろ、どうやったらお客さんに喜んでもらえるか。まずは昨年の反省を踏まえ、どんな商品だったら買っていただけるか?どんなレイアウトだったら来たくなるのか?そのどうする?を昨年よりも深く考えた今回の出店でした。だから、去年よりも自分たちが一から作ったという感覚がありました。

「よりお客さんが入ってきやすい空間作り」として、レイアウトを工夫。中央を店内に入れるようにしました。また、遠くから見て自分たちが何者かが分かるように、書道の達人にお願いして作った「自然百姓塾」の垂れ幕。

その結果、お客さんが自然とお店によってくれたりする様子がうれしかったです。昨年のお客さんの声を聞いてサイズを工夫した「青竹ふみ」もあっという間に完売。ちょっとの工夫で売り上げが大きく変わること、今年売れなかったとしても、声を聞いて来年にいかせることを感じました。そう思うとあらゆることがワクワクしてきます。

そして、フェスの現場での子ども達の活躍、特に毎週通っている子ども達の活躍がすごかったです。
役割としては、お店の運営と、会場でお客さんを呼び込む担当に別れて行いました。

呼び込みでは、まったく知らないお客さんに対して、説明をし、お店まで読んでくる必要があります。その呼び込みで、普段内気であまり喋らない女の子も、自分の言葉でしっかりしゃべっていました。

呼び込みはチームで動いていましたが、チームのリーダーがちょっとした用事でいなくなったときに、「自分で声掛けにいこう」とむかってくれた様子に、本当にすごいな、と思いました。外圧を目の前にしたときに、こんなに動けるんだ!というのはめっちゃ感動しました。リーダー以上にお客さんを呼び込んでいるのは素直にすごいなと思いました。

女の子たちのチームも、自分たちで連れてこれた!ということで自信がついて、また呼び込みに行きたい!という風に変わっていきました。

ここからは仕事塾生、髙木さんの2年目参加の感想です♪

フェスの様子としては、全体的に、最初からお客さんが自然とお店に見に来てくれたのが、昨年との違いでした。無理に売り込むより、お客さんから自然にふらっと来てもらえたほうが、お客さんは集まるな、と思いました。

自分はステージで発表もしましたが、話すときも、いい文章よりも心から伝えたいと思ったことを伝えたほうが伝わると感じたし、それを聞いてブースにお客さんが来ていただいたこともとてもうれしかったです。

2年目ということで、昨年と比べての成長も感じました。毎週参加している子ども達を中心に、しっかりとした関係性ができているので、そこで安心することもできました。

人を目の前にして、その人にどう伝えるか?と実戦的に取り組める、販売という課題の意義を感じました。現場では、想定外のことも起きるし、正解のない状況ですが、「お客さんに買ってもらいたい」という思いがあるからこそ、人に向かえる。そして、子ども達は純粋に「目の前の商品を買っていただくにはどうする?」と余計なことは思わずに向かうのがすごい。

自分が質のいいものを作って、お客さんを想って「これがほしいんじゃないか?」「よろこぶかな?」というものを想像して作り、それを伝える言葉を磨き、実際に買っていただく。

本来の商売の原点がこの出店にはあり、本来の商売の活気があると感じました。

多くの子どもたちに、この一から作って、お客さんに販売するという最初から最後までのすべての過程を経験してほしいと思いました。

また来年は子ども達がより主体となって店の運営を作っていってほしいと思いました♪

フェスでは普段出会えないような人にも出会えたり、トークを聞いて名刺をいただくという経験も始めてでした。仕事としてのつながりができた感があったこともうれしかったです。

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