類学舎生で自然百姓塾の仕事をしている青木です。

自然百姓塾で実感する、日々日々の嬉しさや発見、気づきを発信していきます♪

暦で「6月4日」は何の日?

丁度この時期は日本の二十四節気で「芒種(ぼうしゅ)」の位置、仲夏の始まりです!

植物でいうと梅が実になる時期…

そして麦や稲など、芒(のぎ=穂先のとげのような突起)をもつ穀物の種まきの時期…

つまり、春からの流れが結実し、秋へ向かって穀類の種がまかれる大事な時です。

「実り」と「準備」の交わる、華やかな時期なんです★

自然百姓塾でも麦の栽培を行っており、緑に生い茂る中に黄金に輝く麦が育ってきています!(上写真)

まだまだ野菜の活気は止まりません!

午前 活気が止まらない竹から神の水を採取する!そしてご飯を炊く!

神の水とは旧暦の「五月六日」にとれた若竹からとった竹水です。旧暦の「五月六日」を西暦に戻すと「六月三日」になります!なんと、見事に一日前です!タイミングがばっちりです!!

古くからとても栄養がある、美容効果、健康になるなどの言い伝えがあるのですが!今回は、贅沢にもその水を使って「竹ご飯」を調理していきたいと思います!

まず水を採取していきたいと思います!

私たちが持っている竹林の中から探していきます。あらかじめ前日にいろいろな竹に切り込みを入れています。

その竹に水が溜まっているか、いないかは時の運です(笑)

探している間に「竹のご飯の器の作成部隊」「かまど部隊」に分かれて作業をします。

ご飯を炊くかまどづくり部隊は、自然百姓塾やアドベンチャーフィールドで火起こしを練習してきたベテラン組がたくさんいるのでスイスイと進みました♪

ですが、ごはんを炊くには、火を「維持」させなければならない!

維持させる技術はまだまだほど遠いです(>_<)

その中、別部隊の「竹水採取」部隊が、山から神の水を採って帰ってきました!果たして結果は!?

準備の仕方に二つタイプがあり、一つが竹に取り付けた袋に水が溜まっているタイプともう一つが竹の中にたまるタイプで準備しましたが…今回はどちらも成功です!!神の水は無事採取できました!◎

あとはお米炊きです。慎重に火を扱い、時間を管理し動いていきます。みんなで協力して♪

さぁ!完成したご飯を食べよう!

お米がものすごく輝いて見えました!(笑)味はとってもおいしかったです♪

うまく炊けた所もあれば、水が少なすぎたり焦げてしまった所もありましたがそんなお米でも自分たちで炊いたお米は美味しい!(笑)

その後はピクニック気分で昼食を食べました。とても楽しかったです!

午後 半年間!冬をも超えた玉ねぎの収穫!その畑にサツマイモの定植

玉ねぎの栽培については、去年の九月に「超密着栽培(=めちゃくちゃ近づけて苗を植える)」という方法で定植しました。

ほかにも「超密着栽培」をせずに普通の栽培法で育てた玉ねぎ畑がありましたが、こちらは秋冬の間に鹿の襲撃があり、普通の玉ねぎ畑はほぼ全滅しました…。(これも自然百姓塾あるあるです^^;日々学びの連続!)

その中から生き残ってきた玉ねぎを今日収穫します。秋冬を越えて生き残った玉ねぎの収穫!!自分は今日をとても待ち望んでいました!

参加者に全員に渡しても余裕であまる量です!玉ねぎをここまで大量収穫できたのは自然百姓塾でも初めて!

みんな嬉しそうに家に持ち帰りました。

玉ねぎの収穫が終わったら、その畑にサツマイモを定植します。玉ねぎとサツマイモはとても相性がいいんです♪

サツマイモは、昨年度はツルボケ病にかかり不作でした。今回はいろいろな農法を試し、焼き芋パーティーに向けて、大量生産を目指していきます。

終わったら各野菜の管理をします。野菜も実りに向けて動いています。唐辛子、ピーマン、トマト、ダイコンなどは出来上がってきています。その中で、子供たちも「来週はどのように動こう?」と主体的に野菜のことを考えてくれる子も増えてきています。

終わったらみんなで草刈りと田んぼの手入れを♪

今回の自然塾ではタイミングが合う力とそれがどれだけ膨れ上がって最高になっていくか、それを肌身で感じたのはとてもいい学びでした♪自然の流れに沿って調べまくりの、試しまくりの最高の学び舎です!

来週は摂津峡で川遊びです!お楽しみに!

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